AIに「次に何をすればいいか」を聞き続けた2週間の話
「AIを使っているのに、結局何も進んでいない気がする」 そんな感覚のまま、手だけ動かしていた時期があった。
2週間、AIに「次に何をすればいいか」を聞き続けたら、 やることが増えるより先に、迷いが減った。
この記事では、その使い方がどう変わったかを正直に書く。
「とりあえずChatGPT」で何も変わらなかった頃
副業を始めた最初の頃、AIを使い始めた理由はシンプルだった。
「時間がないから、AIに任せれば早くなる」
息子を寝かせたあとの夜11時。 ブログのネタが浮かばなくて、とりあえずChatGPTを開いた。
「副業ブログのネタを教えてください」
返ってきたのは、10個の箇条書き。 どれもきれいで、どれも当たり障りなくて、どれも「自分の話」じゃなかった。
コピーして、ちょっと書き直して、投稿した。 PVはほぼゼロ。
当たり前だった。
AIを「答えを出してくれる機械」だと思っていた。 でも実際は、そういう機械じゃなかった。
迷子になったとき、AIに「状況」を話すようになった
転機は、3週間前のことだ。
その日は会社で残業して、家に帰ったら息子がお腹を空かせて待っていた。 ご飯を作って、お風呂に入れて、宿題を見て、寝かしつけた。
時計を見たら夜12時を過ぎていた。
「今日もブログ書けなかった」
パソコンを開いたまま、何も書けずに座っていた。 記事のネタもない。 書く気力もない。 何から手をつければいいかもわからない。
そのとき、なんとなくChatGPTにこう打ち込んだ。
「今夜は疲れていて何も書けない。 でも副業を続けたい。 こういうときどうすればいいか」
返ってきた答えが、今までと違った。
「今日は書かなくていい。 代わりに、次の記事で書きたいことを1行だけメモしてみてください。 それだけで今日の副業は完了です」
なんだそれ、と思った。 でも、やってみた。
「息子に怒った夜のこと」
それだけ打ち込んで、パソコンを閉じた。
翌日、その1行からまた話しかけた。 「昨日これをメモした。どういう記事になりそうか一緒に考えてほしい」
そこから30分で、記事の骨格ができた。
AIは「答え」じゃなくて「壁打ち相手」だった
そこから、AIの使い方が変わった。
「何を書けばいいか」を聞くのをやめた。 かわりに「今、自分がこういう状況だ」という話をするようにした。
たとえば先週は、こんな会話をした。
「ブログを3ヶ月続けてる。 収益はほぼゼロ。 フォロワーも100人くらい。 正直、このまま続ける意味があるかわからなくなってきた」
返ってきたのは、こんな内容だった。
「収益ゼロで3ヶ月続けられる人は、実際には少数派です。 続けていること自体が、すでに記事になります。 『なぜ収益ゼロでも続けるのか』を書いてみてください」
ああ、そういう視点か、と思った。
自分が「ネタにならない」と思っていたことが、読者には刺さる体験談になる。 そのことに、AIとの会話で気づいた。
AIは答えを出してくれたわけじゃない。 自分の中にあったものを、引き出してくれた。
40代・時間なし・ほぼゼロから気づいた、AI活用の現実
今も収益はほぼゼロだ。 これは変わってない。
でも、副業での「迷子感」は少し減った。
以前は「次に何をすればいいかわからない」という状態が一番きつかった。 時間がないのに、その限られた時間を「何をしようか考える」だけで使い切っていた。
今はAIを「朝の相談相手」にしている。
毎朝5時半、息子が起きる前の30分。 昨日できなかったこと、今日やりたいこと、なんとなく引っかかっていることを、短く打ち込む。
「昨日は疲れて何もできなかった。 今日は30分だけある。 何をするのがいいか」
返ってきた提案に「うん」か「それはちょっと違う」を繰り返す。 10分もかからず、今日やることが1つ決まる。
それだけでいい。 40代・ワンオペ・睡眠不足の副業初心者には、それで十分だと気づいた。
あなたは、AIに「答え」を求めていないか
AIを使い始めて、結果が出ない人の多くは、たぶん「答えを出してもらおうとしている」のだと思う。
ぼくもそうだった。
「稼げるジャンルを教えて」 「バズる記事の書き方を教えて」 「副業で月10万稼ぐ方法を教えて」
全部、答えをもらおうとしていた。 でも、答えはAIの中にはなかった。
自分の中にあった。
AIはそれを引き出す「道具」だった。
もし今、副業で何から手をつければいいかわからないなら、こう試してみてほしい。
「今、自分はこういう状況で、こういうことで困っている」
その1文を、AIに打ち込んでみてほしい。
答えが返ってくるかどうかは保証できない。 でも、打ち込む前よりは、少しだけ頭の中が整理される。 それだけでも十分ありがたい、という話をしている。
それがぼくにとっての、AIの正直な使い方だ。
まとめ:AIに聞き続けたら、迷子の時間が減った
- AIに「答え」を求めても、自分の言葉にならないものは進まない
- 「今こういう状況で困っている」と話すと、次の一手が見えやすくなる
- 1行メモでも残しておくと、翌日の作業が一気に軽くなる
- 40代・時間なし・収益ゼロでも、「迷いを減らす道具」としてはかなり役に立つ
2週間で変わった、正直な数字
- 「次に何をすべきかわからない」と止まる時間:60分 → 10〜15分
- 夜にパソコンを開いて何もできず閉じた日数:週3〜4回 → 週1回以下
- 1日あたりの実際に手を動かした時間:15〜20分 → 40〜50分
収益はまだゼロだ。 でも「副業に使えた時間」は2倍以上になった。 動けない壁がそれだけ下がったということだと思っている。
→ 今の状況を1文だけAIに打ち込んで、「次に何をすればいい?」と聞いてみよう。