AIに「これどう思う?」と聞いたら、自分の考えの甘さに気づいた話

AIに「これどう思う?」と聞いたら、自分の考えの甘さに気づいた話のサムネイル

副業を始めたはいいものの、一人で考えていると同じところをぐるぐるしてしまう。 この記事では、ChatGPTを「壁打ち相手」として使い始めて気づいたことを書く。 「AIって難しそう」と思ってる人が、明日から使えるかもしれない入口になれば。


「誰かに相談したい」が、できない状況だった

副業のことを会社の同僚に話すのは怖い。 「副業してるの?」ってなったら、あれこれ聞かれる。 下手したら上司の耳に入る。小心者なので、そこはかなり怖い。

かといって、友人に話しても反応が薄い。 「ブログ?儲かるの?」と言われておしまい。

息子はまだ10歳。夕飯を食べながら「アフィリエイトってさあ」とは言えない。

結果、副業に関することは全部、自分の頭の中だけで完結していた。 で、どうなるかというと。

ぐるぐるする。

同じ不安を何度も考えて、結論が出ないまま夜が更けていく。 次の日もまた同じ不安。エンドレス。

ChatGPTを使い始めたきっかけは「話し相手がほしかっただけ」

最初は「AIで副業効率化」みたいな話に乗れなかった。 ツールとして使うイメージが湧かなかったし、何より「何を聞けばいいか」がわからなかった。

転機は、ある夜にとりあえず打ち込んでみたこと。

「ブログを3ヶ月書いてるけど収益ゼロで、続ける意味があるのかわからなくなってます。どう思いますか?」

返ってきた答えは、予想外に「ちゃんとした」ものだった。

  • 3ヶ月は多くのブログがまだ検索に引っかかっていない時期であること
  • 収益ゼロと「成果ゼロ」は別物であること
  • 何を目標にしているかによって判断が変わること

そして最後にこう返ってきた。

「あなたが今ブログで達成したいことは、具体的に何ですか?」

……答えられなかった。

「FIREしたい」という大きな目標はあった。 でも「ブログで何をしたいか」を、きちんと言語化できていなかったことに気づいた。

3ヶ月続けておいて今さら気づくのか、というツッコミは甘んじて受ける。

壁打ち相手として使ったら「自分の考えの甘さ」が見えてきた

それから使い方が変わった。

「情報を取り出すツール」ではなく、「自分の考えを整理する場所」として使い始めた。

たとえばこんな使い方をしている。

① 記事の方向性を話してみる

「こういう内容の記事を書こうと思ってるんだけど、どう思う?」

こう聞くと、抜け落ちてる視点を指摘してくれることがある。 自分では「これで伝わる」と思っていたのに、「その読者はなぜそれを読む必要があるんですか?」と返ってきて止まる。

読者目線が抜けていた、ということに気づく。

② 不安をそのまま打ち込む

「副業を続けてるけど、自分に向いてないんじゃないかと思う」

こう打ち込むと、感情的に「大丈夫ですよ!」とは返ってこない。 「向いていないと感じる具体的な理由は何ですか?」と聞き返してくる。

それに答えようとすると、自分でも気づいていなかった「本当の不安」が出てくる。

先日これをやったら「記事が読まれていない」のが不安なのではなく、「努力が報われないまま時間だけが過ぎることへの恐怖」が本当の問題だとわかった。

さすがに夜中に一人でそれを直視するのはきつかった。 でも、気づけてよかったとは思っている。

③ 計画を言語化して出してみる

「来月はこういうことをやろうと思ってます」

これを書き出すだけで、計画の穴が見えてくる。 AIが「それを実現するためのステップはどうなりますか?」と返してくる。

ふわっとした決意が、具体的な行動に変わっていく感覚がある。

使ってみてわかった「AIとの対話」の本質

AIは答えをくれるツールじゃない、というのが今の正直な感想だ。

正確に言うと、「答えを一緒に探す場所」に近い。

一人で考えていると、自分に都合のいい方向にしか思考が進まない。 「まあ続けてればそのうち」「とりあえず書けばいい」みたいな、なんとなくの安心感で思考を止めてしまう。

AIに話すと、それができない。 「そのうちとは具体的にどのくらいですか?」と返ってくるから。

これはきつい。でも必要なきつさだった。

人間の友人に相談すると、気を遣って「大丈夫だよ」と言ってくれることが多い。 AIは気を遣わない。淡々と「では具体的には?」と来る。

コーヒー1杯飲みながら話す壁打ち相手として、今のところ一番使えている。

ひとつだけ注意していること

AIが返す「内容の正確性」は、自分で確認が必要だ。

数字や具体的な情報は鵜呑みにしない。 「考えを整理するための問いかけ」として使うのがいい。

「答えを出してもらう」ではなく、「自分の考えの甘さを炙り出してもらう」。

この使い方を意識してから、AIとの時間が変わった。


まとめ:AIは「考えを整理する壁打ち相手」として使える

  • 副業の悩みを一人で抱えると同じ場所をぐるぐるしやすい
  • ChatGPTに「どう思う?」と話しかけるだけで、自分の思考の抜け穴が見えてくる
  • 「情報検索」より「思考整理」の道具として使うと刺さる
  • AIは気を遣わないので、自分の考えの甘さを指摘してくれる
  • 正確な情報の確認は自分でする。あくまで壁打ち相手

同じように「誰かに相談したいけどできない」と感じている人がいたら、一度試してみてほしい。 「これどう思う?」の一言だけで、意外と何かが動き始める。

ひろと

ひろと

40代・千葉在住・シングル父。10歳の息子のためにFIREを目指し、会社員をしながら副業×AIに挑戦中。 成果が出ていない時期も正直に発信しています。

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