副業収入が20万円を超えたら何をすればいい?確定申告の基本
副業収入が20万円を超えそうだと気づいた夜、見なかったことにしたくなりました。
去年までは、気づいてもそっと閉じて終わりでした。 今年は閉じるだけで終わらなかったので、それだけでも少し進歩です。
税金の話は漢字が多い。 しかも、だいたい急に現実味を帯びてきます。 こちらの準備が整う前に、向こうだけ本気を出してくる感じです。
会社員の副業なら、一般的には給与以外の所得が20万円を超えると、確定申告が必要になるケースがあります。
でも実際は、20万円を超えた瞬間に全員が同じ動きをすればいいわけではありません。 まずは条件を確認して、必要な書類を集めて、申告方法を決めるところからです。
この記事では、副業収入が20万円を超えたときに何をすればいいのかを、会社員向けに基本から整理します。
読めば、いま何から始めればいいかがわかります。 少なくとも、何から手をつければいいかわからず週末が消える感じは減るはずです。 面倒なことを後回しにしがちなぼくでも、最初の一歩は踏み出せたので、たぶん大丈夫です。
まず確認したいのは「20万円」の意味
ここでよく勘違いしやすいのが、20万円は「売上」ではなく「所得」で見るという点です。
国税庁では、給与を1か所から受けていて年末調整されている会社員などで、給与所得や退職所得以外の所得金額の合計額が20万円以下なら、原則として確定申告は不要と案内しています。
逆に言うと、20万円を超えるなら確定申告が必要になる可能性が高いです。
この「所得」は、売上から必要経費を引いた後の金額です。
たとえば、 副業の売上が30万円。 必要経費が8万円。
この場合、所得は22万円です。
売上だけ見て安心するのも危ないし、逆に売上だけ見て慌てるのも少し違います。 数字は一回落ち着いて分けて見るのが大事です。 ここが見えるだけで、頭の中のモヤモヤがかなり減ります。 数字は怖いですが、ぼんやり怖がっている時間の方がだいたい長引きます。
副業収入が20万円を超えたら、最初にやること3つ
最初にやることは、実はそんなに多くありません。
順番にやれば大丈夫です。
1. 売上と経費を分けて、所得をざっくり出す
最初にやるのは、正確な申告書づくりではなく、ざっくりでもいいので所得を出すことです。
必要なのは、 通帳。 クレジットカード明細。 レシート。 副業で入ってきた金額の記録です。
ぼくはここで一度止まりました。 レシートを後でまとめようとして、そのまま埋もれたことがあります。
でも、ここを避けると何も始まりません。
まずは 「いくら入ったか」 「副業のために何を使ったか」 を分けるだけで十分です。
完璧な表をいきなり作らなくても大丈夫です。 散らかった数字を一か所に集めるだけでも、進んだ感じはかなり出ます。 最初から美しい表を作ろうとすると、だいたい途中でこちらが崩れます。
最初から完璧に仕訳しようとすると、たぶん疲れます。 ぼくはそうでした。 レシートの山を見て、今日はもうやめようと思った日もあります。
2. 自分が申告対象に当たりそうか確認する
国税庁の案内では、会社員で年末調整を受けている人でも、給与以外の所得が20万円を超えると確定申告が必要になる場合があります。
一方で、 医療費控除やふるさと納税などで確定申告をするなら、20万円以下の副業所得でも一緒に申告が必要になるケースがあります。
このあたりは「20万円以下だから完全に無関係」と言い切れないところです。 ややこしいです。 正直、そこが一番やだなと思いました。
それでも、条件を一つずつ見れば整理できます。 怖いのは税金そのものより、何もわからないまま放置する時間の方でした。 放置しているあいだ、税金の方が気を遣って優しくなってくれることはありません。
3. 申告を何でやるか決める
ここで、 手書きでやるのか。 会計ソフトを使うのか。 税理士に頼むのか。
この3つを考えます。
副業の規模がまだ大きくなくて、でも自分だけで全部やるのは不安。 そんな人は会計ソフトが現実的だと思います。
ぼくもそのタイプでした。 税理士に頼むほどではない。 でも紙でやる自信もない。
完全にはざまの人間です。 このへんの中途半端さに心当たりがある人には、かなりわかってもらえる気がします。
何を用意しておけばいい?
確定申告で最低限そろえておきたいのは、次のようなものです。
- 源泉徴収票
- 副業の売上がわかる記録
- 経費がわかるレシートや明細
- 銀行口座やクレジットカードの利用履歴
このあたりがまとまっているだけで、後のしんどさがかなり変わります。 去年は準備だけで週末がじわっと削られました。 今年は先にまとめておいたおかげで、気持ちの消耗がかなり減りました。
去年は「どこで何を使ったっけ」と思い出すだけで時間が消えました。 心当たりだけは山ほどあるのに、確信がない。
この作業は地味ですが、あとで一番効きます。 あとから自分を助けるための地味な仕込み、という感じです。
手書き・税理士・ソフト、どれがいい?
ざっくり分けると、こんな感じです。
手書きは費用を抑えやすいです。 ただ、慣れていないと時間も気力もかなり持っていかれます。
税理士は安心感があります。 でも、副業初期だと費用感が重いと感じる人も多いと思います。
会計ソフトは、その中間です。 自分で進める必要はあるけれど、数字集めや入力の負担をかなり減らせます。 紙と電卓だけで週末を溶かす未来より、かなり平和です。
ぼくは最終的に、マネーフォワード クラウド確定申告(PR)で進めました。 確定申告という言葉だけで3年閉じていた人間でも、最後まで形にできました。
それなら、たぶん入口としては十分やさしい方です。 知識なし、経験なしで難しいことが苦手なぼくでも進められたので、最初の選択肢としてはかなり相性がよかったです。
詳しくは、実際に使った体験談を別の記事にまとめています。
【体験談】副業の確定申告、マネーフォワード クラウドで初めてできた話
20万円以下でも安心しすぎない方がいい理由
ここは少し大事です。
国税庁の案内でも、20万円以下なら原則として所得税の確定申告が不要になる場合があります。
ただし、還付申告をする場合などは、その20万円以下の所得もあわせて申告が必要になるとされています。
つまり、 「20万円以下だから何もしなくていい」 ではなく、 「20万円以下でも、自分の条件は一回確認した方がいい」 です。
税金の話は、雑に安心するとあとで面倒です。 怖がりすぎるのも疲れますが、油断しすぎるのも危ない。
このへんのバランスが難しいです。 当たり前ですが。
※この記事はぼく個人の体験談・調査に基づく情報です。税金の取り扱いは個々の状況で変わります。最終的な判断は税務署・税理士等にご確認ください。
まとめ
副業収入が20万円を超えたら、やることは大きく3つです。
まず、売上と経費を分けて所得を出す。 次に、自分が申告対象に当たりそうか確認する。 最後に、何で申告するかを決める。
確定申告は、知らない状態だとかなり怖く見えます。 でも、順番に分けると急に現実的になります。
ぼくみたいに、後回しにしてブラウザを閉じたことがある人でも大丈夫です。 最初の一歩は、売上と経費を分けるところからで十分です。 そこまでできれば、もう「怖くて止まるだけの状態」からは抜けています。
副業をやると、稼ぐ前にこういう面倒な現実もついてきます。 正直、できれば見たくないです。 ぼくもかなりそうでした。
でも、見ないままだと余計に怖くなる。 一回数字を並べてしまえば、あとは思ったより普通に進みます。 そこまでできれば、もう「完全に何もしていない状態」からは抜けています。 ゼロから一歩目がいちばん重いだけで、そこを越えると少しだけ人間らしい気持ちに戻れます。
FAQ
Q. 20万円は売上ですか?所得ですか?
一般的には売上ではなく所得です。 所得は、売上から必要経費を引いた後の金額です。
Q. 20万円以下なら絶対に申告しなくていいですか?
絶対とは言えません。 国税庁でも、還付申告をする場合などは20万円以下の所得もあわせて申告が必要と案内しています。
Q. 初めてなら手書きよりソフトの方がいいですか?
副業の規模がまだ大きくなくて、でも紙でやるのは不安という人には、会計ソフトの方が進めやすいと思います。 少なくとも、数字集めと入力の負担はかなり減ります。 知識なし、経験なしで難しいことが苦手なぼくでも進められたので、最初の選択肢としてはかなり現実的でした。
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