大学に行かなかった後悔、息子の教育費で考えたこと
「大学に行かなかったことを後悔していないか」と聞かれたら、正直に答えます。
後悔はあります。
でも、それだけで終わる話でもありません。
大学に行かなかったからこそ早く社会に出て、そこで経験したことが今のぼくを作っています。そしてこの経験は、息子の教育費をどう考えるかにも、直接つながっています。
この記事では、大学に行かなかったことへの本音と、それが息子の教育費の判断にどうつながったかを、40代シングルファーザーとして正直に書きます。
正直に言うと、大学には行きたかったです
まず本音から書きます。
大学には行きたかったです。
理由は単純で、もっと遊びたかったからです。友達と過ごす時間、自由な時間割、社会人になる前の猶予期間。同世代が大学生活を送っているのを見て、うらやましいと思ったことは何度もあります。
かっこいい理由ではありません。遊びたかった、というのが一番正直な気持ちです。
奨学金も借りていません。借りてまで行くという判断も、当時のぼくにはできませんでした。
かっこつけても仕方ないので、正直に書きます。遊びたかっただけです。
でも、早く社会に出たから経験できたこともあります
ここで終わらせると、ただの後悔話になってしまいます。
でも事実として、大学に行かなかったからこそ早く社会に出て、そこで経験したことも確かにあります。
同世代がまだ学生をしている間に、働いて、失敗して、それでも続けて。遠回りに見えて、実はそのぶん早く社会の仕組みに触れられたと思っています。
正直につらかった場面もあります。会社で「高卒かー」と言われたことがあります。比べられたことも、一度や二度ではありません。
でも一番堪えたのは、そういう直接的な一言よりも、会話についていけない瞬間でした。学歴がある人たちの話す内容や視点についていけなくて、「これが差か」と実感したことが、何度もありました。
「行きたかった」も本当だし、「早く出たから得たものもある」も本当です。
どちらか一方だけを選んで語ると、嘘になる気がしています。
大学に行けなかったことが、息子の教育費の判断につながった
この経験は、ただの過去の話では終わりませんでした。
息子が生まれてから、学資保険に月12,000円を、6年間ほど払い続けていました。「教育費のために」という、よくある理由です。
でもあるとき、ふと気づきました。
大学の話も学資保険も、突き詰めると同じ構造でした。
一度レールに乗ると、自分では動かせなくなる。
大学に行くという選択肢が最初から狭かったのと同じように、学資保険も一度入ると満期まで動かせません。
自分が選べなかったからこそ、息子には選べる状態にしておきたい。
ぼくは学資保険を解約し、返戻金をジュニアNISAに移しました。
増えるかどうかより、自分で選べる形にしておきたかったんです。
このときの実額(返戻率・解約したときの元本割れ・その後の推移)は、こちらに詳しく書いています。
大学に行かなかった経験がなければ、この判断はしなかったかもしれません。
自分が持てなかった選択肢を、息子には持たせたい。
それだけです。

「行かなくていい」ではなく「選べるようにしたい」
誤解してほしくないので、はっきり書きます。
「大学なんて行かなくていい」という話ではありません。
行きたかったのに行けなかった経験があるからこそ、その逆の主張はできません。むしろ逆です。息子が「大学に行きたい」と言ったとき、選べる状態にしておきたい。それだけです。
このブログのキャッチコピーに、こう書いています。
「ぼくには、選択肢がありませんでした。だから息子には、選択肢の多い人生を。」
大学の話は、まさにこの一文そのものです。
行くか行かないかを、お金を理由に諦めさせたくありません。行かない選択も、行く選択も、本人が選べる状態にしておく。それがぼくにできる、唯一のことだと思っています。
これはぼくが実際にやってみた記録であって、専門家としての助言ではありません。投資・保険・金融商品の判断は自己責任でお願いします。必要に応じてFP等の専門家にご相談ください。
まとめ:後悔は消えないが、次に活かせる
- 大学には行きたかった。理由は「もっと遊びたかった」から。奨学金は借りていない
- 後悔はあるが、早く社会に出たから経験できたこともある
- この経験があったから、学資保険を解約してジュニアNISAに移す判断ができた
- 目的は「行かなくていい」ではなく「選べるようにしておく」こと
今日できることを1つ挙げるなら、これです。
今の教育費の積立方法を、一度見直してみる。
学資保険を続けるか、ジュニアNISAに移すか迷っている人は、実額と判断理由をこちらにまとめています。
後悔は消えません。でも、次にどう活かすかは、今からでも選べます。
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