楽天証券のボーナス設定のやり方|やってみて気づいた注意点
「ボーナス月だけ積立を増やしたいのに、設定がどこにも見つからない」
ぼくも楽天証券の画面を3周して、見つけられませんでした。
先に結論を言うと、ボーナス設定はクレカ積立(楽天カード決済)と楽天キャッシュでは使えません。
引落方法を「証券口座」にした積立でだけ、設定の項目が出てきます。
逆に言うと、そこさえ分かれば設定自体は5分で終わります。
この記事では、実際にボーナス設定をやってみたぼくが、
- ボーナス設定が「出てこない」本当の理由
- 設定の手順(新規と、いまの積立に追加する場合の両方)
- 新NISAつみたて投資枠での注意点
- ボーナス設定とスポット購入、どっちがいいか
まで、つまずいたところ込みで正直にまとめます。
設定が見つからないのは、クレカ積立だから
ボーナス設定は、年2回まで指定した月だけ積立額を増やせる仕組みです。
6月と12月のボーナス月に厚めに買う、という使い方ができます。
ただし、引落方法によって使えるかどうかが決まっています。
| 引落方法 | ボーナス設定 |
|---|---|
| 証券口座(マネーブリッジ含む) | ○ 使える |
| その他の金融機関 | ○ 使える |
| 楽天カードクレジット決済 | × 使えない |
| 楽天キャッシュ(楽天ペイ残高) | × 使えない |
ポイント目当てでクレカ積立にしている人ほど、この壁に当たります。
ぼくもクレカ積立の設定画面で「ボーナス設定はどこだ」と探し続けて、ないものは何周しても出てこないと理解するまでに夜を1回使いました。
あと、毎日積立もボーナス設定は使えません。毎月積立だけです。
ボーナス設定のやり方【5分で終わる】
やり方は「新しく積立を作る場合」と「いまある積立に追加する場合」の2パターンです。
新規で積立を作りながら設定する場合
- 楽天証券にログインして、積み立てたいファンドの「積立注文」を開く
- 毎月の積立金額を入力する画面で「ボーナス設定を追加する」を選ぶ
- 増額したい月(年2回まで)と金額を入力する
- 引落方法で「証券口座」を選ぶ
- 目論見書を確認して、内容確認画面で取引暗証番号を入力し「注文する」
引落方法を先にクレカにしてしまうと、手順2の項目自体が出てきません。
ここが最大のつまずきポイントです。
いまの積立にボーナス設定を追加する場合
- 「投信」→「積立設定」→「設定照会・訂正・解除」を開く
- 対象ファンドの「訂正」を選ぶ
- ボーナス設定の欄で月と金額を入力して「設定する」
ただし、これができるのは引落方法が現金(証券口座など)の積立だけです。
クレカ積立に追加したい場合は、訂正ではなく「証券口座引落の積立をもう1本作る」ことになります。
新NISAつみたて投資枠での注意点3つ
① 増やせるのは年2回・指定月だけ
ボーナス設定は「毎月の額を上げる」機能ではありません。
毎月の額をずっと増やしたいなら、積立金額そのものの変更です。
② 毎日積立とクレカ積立では使えない
繰り返しになりますが、ここで詰まる人が一番多いはずです。
ぼくのように「ポイントも欲しい、ボーナス月も増やしたい」という欲張りは、仕組み上1本の積立では両立できません。
③ つみたて投資枠の上限は年間120万円
つみたて投資枠は毎月の積立上限が10万円です。
毎月10万円積み立てている人は、年間枠120万円をすでに使い切る計算なので、ボーナス設定の出番はありません。
逆に、毎月3万円なら年36万円。
残り84万円の枠をボーナス設定やスポット購入で使う余地があります。
→ 毎月いくら積み立てるかで迷っている人は、新NISAはいくらから始める?40代シングルファーザーの積立額の決め方も参考にしてください。
実際にやってみて、ぼくはこう使い分けた
ぼくは普段、楽天カードのクレカ積立でポイントを取りながら毎月コツコツ積み立てています。
その上で「ボーナス月くらい増やすか」と思い立って、証券口座引落の積立を別に作ってボーナス設定を試しました。
設定自体は本当に5分でした。
ただ、やってみて気づいたことがあります。
積立が2本に分かれると、管理する場所も2つになるということです。
「クレカ積立ぶんは27日、証券口座ぶんは別の日」と引き落としのタイミングもズレるので、口座残高を気にする回数が増えました。
家計簿を3日で挫折した実績を持つぼくには、地味にストレスでした。
仕組みは正しくても、管理が増えると続かないのがぼくの弱点でした。
それで、いまのぼくの結論はこうです。
- 毎月のクレカ積立:そのまま自動で継続
- ボーナスで余裕が出た月:その都度スポット購入
ボーナス設定は「決めたら忘れたい人」に向いた仕組みで、ぼくみたいに「ボーナスの手取りを見てから考えたい人」はスポット購入のほうが合っていました。
ボーナス設定とスポット購入、どっちがいい?
やってみた立場で整理すると、分かれ目はここです。
ボーナス設定が向いている人
- ボーナスの額がだいたい毎年安定している
- 一度設定したら考えたくない・忘れたい
- 「あるとつい使ってしまう」ので先に仕組みで確保したい
スポット購入が向いている人
- ボーナスの額や使い道が年によって変わる
- クレカ積立のポイントは崩したくない
- 子どもの行事や急な出費を見てから投資額を決めたい
ぼくは息子の夏休みの出費が読めない年が多いので、後者でした。
どちらを選んでも「ボーナスの一部を投資に回す」という行動自体が大事なので、正解は1つではないと思います。
→ そもそもボーナスを貯金・投資にどう振り分けるかは、先取り貯金のやり方|生活防衛費と投資資金の分け方で詳しく書いています。
よくある質問
Q. ボーナス設定の月は6月と12月しか選べませんか?
A. いいえ、年2回までなら月は自由に選べます。ボーナスが7月・12月の会社なら、その月に合わせて設定できます。
Q. ボーナス設定だけをあとから解除できますか?
A. できます。「設定照会・訂正・解除」から対象ファンドの訂正でボーナス設定を外せば、毎月の積立はそのまま残ります。
Q. 成長投資枠でもボーナス設定は使えますか?
A. 成長投資枠の投信積立でも、引落方法が現金(証券口座など)なら使えます。ただし成長投資枠はスポット購入も自由度が高いので、ぼくは成長投資枠なら最初からスポット購入でいいと思っています。
※この記事はぼく個人の体験談・調査に基づく情報です。投資・保険・金融商品の判断は自己責任でお願いします。必要に応じてFP等の専門家にご相談ください。
まとめ
- 楽天証券のボーナス設定はクレカ積立・楽天キャッシュ・毎日積立では使えない
- 引落方法を「証券口座」にした積立なら、年2回・指定月に増額できる
- 設定は積立注文画面の「ボーナス設定を追加する」から5分で完了
- つみたて投資枠は月10万円・年120万円の範囲内で設計する
- 決めたら忘れたい人はボーナス設定、その都度考えたい人はスポット購入
まだ楽天証券の積立自体を設定していない人は、先にこちらからどうぞ。
次の1アクションは、自分の積立の引落方法を確認することです。
「投信」→「積立設定」を開けば30秒で分かります。
そこがクレカ決済なら、ボーナス月の増額はスポット購入で考える。証券口座なら、ボーナス設定という選択肢が使えます。
仕組みに自分を合わせるより、自分の性格に仕組みを合わせるほうが続きました。
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