お金がなくて習い事をやめさせる前に|先に削れた17,913円
家計が苦しいとき、子どもの習い事の月謝は「削れる支出」の一覧にすぐ載ります。
金額がはっきりしていて、契約を止めれば来月から確実に減る。家計簿の上ではとても優秀な削減候補です。
ぼくも一度その欄を見ました。40代のシングルファーザーで、収入は1人ぶんです。
でも結論から書くと、うちは習い事を削りませんでした。
代わりに固定費を削りました。月17,913円です。
息子のサッカーは月6,000円なので、3倍以上の額が、子どもに何も言わずに出てきたことになります。
この記事では、その順番をどう決めたのかを書きます。精神論ではなく、どっちを先に触るかという話です。
結論:習い事は「最後に触る支出」でいい
先に結論を出します。
習い事は、家計で最後に触る支出でいいと思っています。
理由は根性論ではありません。戻せるかどうかが違うからです。
| やめたあと | 戻すとき | |
|---|---|---|
| 保険・通信・光回線 | 生活は何も変わらない | いつでも入り直せる |
| 習い事 | 子どもの毎週の予定が消える | チームや教室に空きがないと戻れない |
固定費は戻せます。習い事は戻せないことがあります。
うちのサッカーはチームです。一度抜けて、半年後に「やっぱり」と言っても、席が空いているとは限りません。
同じ「月6,000円の削減」でも、取り返しのつきやすさが全然違いました。
うちが実際に削った額
数字で並べます。
| 月あたり | |
|---|---|
| 息子のサッカー | 6,000円 |
| ぼくが削った固定費 | 17,913円 |
内訳はこうです。
| 削ったもの | 下がった額 |
|---|---|
| スマホ+光回線 | 8,300円 |
| 保険 | 7,813円 |
| サブスク・外食 | 約5,000円 |
| 合計 | 約17,913円 |
スマホは月7,000円台から1,078円になったので、差が約6,000円。光回線が2,300円です。
サッカーを3回やめるより、大人の契約を見直すほうが大きかったわけです。
しかも固定費のほうは、削っても生活が何も変わりませんでした。保険を下げても、光回線を替えても、息子は気づいてすらいません。
気づかれずに減る支出から先に触るのが、順番として正しかったと思っています。
→ どこから削ったかの順番は固定費の見直しはどこから?削る順番と実額公開に書いています。
ぼくは先に「自分のもの」を疑わなかった
正直に書くと、最初にやったのはこの順番ではありません。
先に息子の欄を見ました。
家計簿を開いて、まず教育費のところで指が止まりました。うちの教育費は月27,000円で、学校関連とこのサッカー6,000円が入っています。ここを削れば一番早いな、と一瞬考えました。
そのあとで、自分の保険証券を10年見ていないことを思い出しました。
削りやすいところから見るのは、削るべきところから見るのとは違います。
息子の欄は金額が分かりやすいから最初に目が行っただけで、金額が大きいからではありませんでした。実際、大きかったのは自分の契約のほうでした。
我ながら、順番が逆です。
それでも足りないときにどう考えるか
固定費を全部見直しても足りない家庭はあります。ここは正直に書いておきます。
そのときに使える基準を、ぼくは3つ持っています。
- 回数を減らせないか聞く(やめるか続けるかの2択にしない。週2を週1にできる教室もあります。ただし、うちはまだ聞いていません。固定費のほうで足りてしまったので、そこまで踏み込まずに済んだだけです)
- 年払いの出費を先に洗う(うちは合宿が年25,000円でした。月謝だけ見て判断すると、この分で計算が狂います)
- 子どもに理由を言うかどうかを決めておく(「お金がないから」と言うのか、別の言い方をするのか。ここを決めずに切り出すと、あとで説明が揺れます)
3つ目は、ぼくがまだ答えを出せていない部分です。息子には固定費の話を一度もしていません。
言うべきなのか、言わなくていいのか、いまも分かっていません。
→ 習い事の年間総額の出し方は少年サッカーは月いくら?うちは月6,000円でしたに実額で書いています。
削るなら、大人の保険が一番静かに減る
うちで一番大きかったのは保険でした。月7,813円です。
生活も暮らしも変わらず、毎月ここだけが減りました。
保険は「入ったときのまま10年」になりやすい支出です。ぼくは離婚のあとも、独身時代の設計のまま払い続けていました。子どもが小さかった頃と、小5になった今では必要な保障が違うのに、そのままだったわけです。
契約を見直しただけで、習い事1つぶんより大きい額が出てきました。
→ 子どもにかかるお金の全体像は子どもにかかるお金まとめ|小5と2人暮らしの実額を全部に1ページでまとめています。
※この記事はぼく個人の体験談・調査に基づく情報です。保険の判断は自己責任でお願いします。必要に応じてFP等の専門家にご相談ください。
まとめ
- 習い事は家計で最後に触る支出でいい。固定費は戻せるが、習い事は席が埋まって戻れないことがある
- うちはサッカー月6,000円を削らず、固定費を月17,913円削った。3倍以上の差
- 内訳はスマホ+光回線8,300円・保険7,813円・サブスクと外食で約5,000円
- 固定費は削っても息子が気づいていない。気づかれずに減る支出から触るのが順番
- ぼくも最初は息子の欄を先に見た。削りやすい場所と、削るべき場所は違う
- どうしても足りないときは「回数を減らせないか」「年払いを洗う」「理由を伝えるか決める」の3つ
今日やるなら、保険証券を1枚出してくるところからで十分です。
うちはそれだけで月7,813円出てきました。息子には何も言っていません。
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