NISA貧乏の答えは「強制ミニマリスト」でした

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「NISA貧乏」という言葉を聞いて、正直ドキッとしました。

今を我慢して、楽しみを未来に先送りする行為。

これがNISA貧乏の定義だと知ったとき、真っ先に思ったのは「これ、ぼくのことじゃないか?」でした。

物を買う前に必ず考えます。本当に必要か。もっと安い代替品はないか。

でも冷静に振り返ってみると、我慢しているのは自分に対してだけでした。息子に関しては、実は制限をかけていません。

この記事では、NISA貧乏という言葉をきっかけに気づいた、自分なりの線引きを正直に書きます。


そもそも「NISA貧乏」とは何か

両学長のライブで出てきた言葉です。

投資や貯金を優先するあまり、今しかできない経験や楽しみまで削ってしまう。将来のためのはずが、将来にたどり着く前の毎日が我慢だらけになる。そういう状態を指しているようです。

この話を聞いたとき、耳が痛くなりました。

節約・投資・FIREを軸に発信している身としては、一番言われたくない言葉だったからです。

自分に関しては、たしかに「強制ミニマリスト」かもしれない

正直に振り返ると、自分に対しては相当我慢している自覚があります。

物を買うとき、必ず頭の中でこの3つを確認します。

  1. 本当に必要か
  2. 同じ性能でもっと安いものはないか
  3. 買ってから、最終的に捨てるまでの流れを想像する

どうせ物は最終的にゴミになります。

そう考えると、なんとなく欲しくなった物のほとんどは、買う理由が消えていきます。

これは節約というより、強制的にミニマリストにさせられている感覚に近いです。誰かに指示されたわけでもないのに、頭の中の自分がいちいちブレーキをかけてくる。

正直、疲れる作業だと思うこともあります。服を1枚買うより先に、それをゴミ袋に入れる瞬間を想像してしまう性格を、少し呪いたくなる日もあります。

買い物中に考え込むひろとのイラスト

欲しいと思った3秒後には、捨てる日のことを考えてます。

でも、息子に関しては制限をかけていません

頭では分かっていたつもりでしたが、こうして言葉にして初めて、その差がどれくらい極端かに気づきました。

息子のこと、思い出になること、やりたいと言ったことに関しては、金額の上限を決めていません。

理由は単純です。

今しかできない、大切な思い出になるものだから。

直近の注文履歴を見返してみたら、8月だけでサッカーシューズ(アシックス・6,307円)、シューレース(1,189円)、すね当てとヘアバンドが並んでいました。成長期なので、シューズは数ヶ月でサイズアウトします。「もったいないな」と一瞬よぎらないと言えば嘘になります。

それでも、買う手を止めたことは一度もありません。試合や練習で今すぐ必要なものだからです。

よその子とプールに行ったときの入場料も、同じ考え方の延長です。友達が来たときのおやつ代は、人数分より少し多めに買うとき、レジで一瞬だけ「これ何人分だっけ」と計算する自分がいます。それでも、結局いつも多めに買って帰ります。

実際にいくら払ったかは、それぞれ別の記事に実額で書きました。

息子が続けている少年サッカー、費用の実額よその子とプールに行った日、入場料はどうした?友達が来る家のおやつ代、実際いくら?

大人になってから同じ体験を買い直すことはできません。今日の息子は、今日しかいません。

そう考えると、ここにブレーキをかける理由が、自分の中に見当たらないんです。

「NISA貧乏かどうか」は、誰を主語にするかで変わる

ここまで書いて気づいたのは、NISA貧乏かどうかという問いに、一言では答えられないということです。

  • 自分を主語にすると:我慢だらけの、かなりのNISA貧乏です
  • 息子を主語にすると:我慢はほぼありません

同じ財布から出ているお金なのに、主語を変えるだけで答えが真逆になります。

同じ財布でも主語を変えると答えが変わる図。自分が主語なら買う前に3つ確認する強制ミニマリスト、息子が主語なら思い出になることには制限なし。全部我慢するのがNISA貧乏で答えはその間のどこかにある

これは矛盾ではなく、優先順位の結果だと思っています。

自分の物欲を削ってでも、息子の「今しかない時間」には制限をかけない。これがぼくの中でできている、唯一はっきりした線引きです。

家計全体の考え方は家計改善ロードマップにもまとめています。

これはぼくが実際にやってみた記録であって、専門家としての助言ではありません。投資・保険・金融商品の判断は自己責任でお願いします。必要に応じてFP等の専門家にご相談ください。

まとめ:我慢しているのは、自分の分だけでいい

  • NISA貧乏とは「今を我慢して楽しみを未来に先送りする行為」
  • 自分に対しては、買う前に3つ確認する「強制ミニマリスト」
  • 息子に対しては、思い出になることに金額の制限をかけていない
  • 同じ我慢でも、主語を分けて考えると答えが変わる

今日できることを1つ挙げるなら、これです。

自分の支出を「自分向け」と「大切な人向け」に分けて、それぞれ我慢しているかどうかを見てみること。

全部を我慢するのがNISA貧乏で、全部を我慢しないのが浪費だとすれば、答えはその間のどこかにあります。ぼくの場合は、主語を分けることで、その間を見つけました。

ひろと

ひろと

40代・千葉在住のシングルファーザー。5歳で母を亡くし、父子家庭で育ちました。今は息子と2人です。
「息子には、選択肢の多い人生を。」その思いから、貯める → 増やす「お金の順番」を実践しています。

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