父子家庭の食費は月4万円|削れた所と削らない所

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子どもと2人分の食費って、いくらが普通なんだろう。

平均を調べても、出てくるのは「2人以上の世帯」みたいな大きい括りばかりで、自分の家に当てはめづらい。

先に数字を出します。

10歳の息子と2人暮らしで、ぼくの食費は月40,000円です。

安くはないと思います。ただ、離婚前のぼくは外食だけで月4〜5万円使っていました。食費全体ではなく、外食だけでです。

この記事では、その頃から何を変えて、何を変えなかったのかを書きます。

節約レシピは出てきません。ぼくが献立を語れる人間ではないからです。

代わりに、削っていい場所と、削ると家の空気が悪くなる場所の話をします。


通帳を見て、外食4〜5万円に気づいた日

離婚したあと、初めて通帳の履歴をちゃんと追った夜がありました。

並んでいたのは、こういう数字です。

  • コンビニで毎日300〜400円
  • サブスクが6つで月8,000円近く
  • 外食が月4〜5万円

ひとつずつ見れば「まあこれくらいか」と思えるものばかりでした。

でも並べたら、合計が手取りをほぼ超えていました。

知識がなかったわけではありません。通帳を見れば残高はわかるし、明細を見れば何に使ったかもわかります。

見ればわかることを、ぼくは見ていませんでした。

外食が月4〜5万円という数字は、その日まで一度も自覚したことがありませんでした。1回3,000円の食事が月に15回あれば届く金額です。1回ずつは、ぜんぜん贅沢だと思っていませんでした。

食費が高い家は、たぶん多くがこれだと思います。1回の金額が大きいのではなく、回数を数えていない。

→ 通帳を開いた夜の話は 貯金がほぼゼロだと気づいた日|40代シングルファーザーがFIREを目指し始めた理由に書いています。


今の食費は月40,000円。その位置づけ

現在、息子と2人の食費は月40,000円です。

家計全体では、こういう位置にあります。

項目月額
住宅ローン95,410円
食費40,000円
教育費27,000円
iDeCo23,000円
水道光熱費14,000円
日用品・雑費10,000円
保険料7,187円
通信費5,336円
その他3,000円

住宅ローンの次に大きい支出です。

生活費の合計は月224,933円で、住宅ローンと食費だけで13.5万円。全体の半分以上をこの2つが占めています。

だから「食費を削れ」と言われるのは、数字だけ見れば正しいんです。

でもぼくは、ここを削り切らないことにしました。

→ 家計の全項目は 父子家庭の生活費はいくら?月22.5万円の内訳を全公開に出しています。

離婚前は外食だけで月4〜5万円だったのが、今は息子と2人の食費全体で月40,000円になったという変化を示す図


削れたのは、食材費ではなく「回数」だった

外食4〜5万円が減ったのは、我慢したからではありません。

自炊が得意になったわけでもないです。ぼくの料理は今も、茶色いおかずばかりです。

変わったのは、外で食べる回数を数えるようになったことだけでした。

家計簿アプリを入れて、カードと銀行を連携させたら、外食費が勝手に集計されるようになりました。

自分で記録する几帳面さはありません。ぼくは家計簿を3日で挫折した実績があります。

でも自動で出てくる数字は、見たくなくても目に入ります。

家計簿アプリに集計された外食費を見て驚くひろと

外食費の合計に見覚えがありすぎて、静かになった日がありました。

数字が見えると、不思議と回数が減ります。

意志の力ではなく、見えているかどうかでした。

→ 記録が続かない人向けの話は 家計簿が続かない原因と解決策|ズボラでも続いた唯一のコツに書いています。


息子のおかわりは削らないと決めた

一方で、削らないと決めた場所があります。

息子のおかわりです。

育ち盛りの10歳は、こちらの家計の都合を待ってくれません。作った量が足りない日があります。

そこで「もうないよ」と言う家計改善を、ぼくはやりたくありませんでした。

食費を削るのは、たぶん一番かんたんです。明日から買う量を減らせば、すぐ数字が下がります。

でも下がった数字の裏で、子どもが遠慮を覚えます。

そこまでして下げた5,000円が、あとで何を残すのかがわからない。

だからぼくは、食費より先に固定費を削りました。スマホ、光回線、保険、サブスク。

固定費は、一度手を動かせば毎月自動で効きます。しかも誰も我慢していません。

食費と違って、家の空気が変わらない削り方でした。

→ 削る順番は 固定費見直しは何から?順番と結果にまとめています。


4人家族の目安を探している人へ

この記事にたどり着いた人の中には、2人ではなく4人分を知りたい人もいると思います。

正直に書きます。ぼくは4人家族の食費を語れません。

うちは息子と2人です。人数で単純に倍にできる数字でもありません。

食費は、子どもの年齢でまったく変わります。幼児と高校生の男子では、同じ人数でも金額が違います。

だから「4人家族なら◯万円」という数字を、ぼくが作って出すのはやめておきます。

代わりに、人数が変わっても使えると思っている考え方だけ置いておきます。

  • 平均と比べるより、自分の家の先月の数字を先に見る
  • 食材費より、外食とコンビニの回数を先に数える
  • 食費を削る前に、固定費に手をつける
  • 削らないと決めた場所を、先に1つ決めておく

最後のやつが一番大事だと思っています。

削らないと決めた場所があると、他を削るのが楽になります。全部我慢しようとすると、だいたい全部戻ります。


※この記事はぼく個人の体験談・調査に基づく情報です。投資・保険・金融商品の判断は自己責任でお願いします。必要に応じてFP等の専門家にご相談ください。

まとめ

  • 息子と2人の食費は月40,000円。家計では住宅ローンの次に大きい
  • 離婚前は外食だけで月4〜5万円。1回の額ではなく回数を数えていなかった
  • 減らせたのは我慢ではなく、家計簿アプリで回数が見えるようになったから
  • 息子のおかわりは削らないと決めた。食費より先に固定費を削った
  • 4人家族の目安は、ぼくの家の数字からは出せない

今日やることを1つ選ぶなら、これです。

先月、外で食べた回数を数えてください。

金額ではなく回数です。

ぼくの場合、そこが全部の入口でした。数えた瞬間に、削るべき場所が勝手に見えてきます。


よくある質問

Q. 月40,000円は多いですか、少ないですか?

A. 正直わかりません。地域も年齢も家庭ごとに違うので、他人の数字と比べる意味はあまりないと思っています。ぼくが比べたのは他人ではなく、離婚前の自分でした。外食だけで4〜5万円だった頃と比べれば、今の40,000円は納得しています。

Q. 食費の内訳(食材費・外食費)は出せますか?

A. そこまで細かくは記録していません。家計簿アプリで「食費」というカテゴリの合計を見ているだけです。1円単位で分類する几帳面さがあれば、そもそも家計簿を3日で挫折していないと思います。

Q. 自炊は毎日していますか?

A. していません。仕事から帰って作れない日もあります。冷凍食品にはかなり助けられています。毎日ちゃんと作ろうとすると続かないので、続く範囲でやっています。

Q. まず何から手をつけるべきですか?

A. ぼくの経験では、食費より固定費が先です。食費は毎月がんばり続ける必要がありますが、固定費は一度やれば毎月効きます。しかも家族の誰も我慢しません。順番を逆にすると、しんどい割に成果が出にくいです。


お金全体を見直したい方へ

食費は出ていくお金の一部です。制度や保険まで含めた父子家庭のお金の全体像は父子家庭のお金まとめ|出ていく額と使える制度にまとめています。

ひろと

ひろと

40代・千葉在住のシングルファーザー。5歳で母を亡くし、父子家庭で育ちました。今は息子と2人です。
「息子には、選択肢の多い人生を。」その思いから、貯める → 増やす → 稼ぐ「お金の順番」を実践しています。

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