父子家庭のお金まとめ|出ていく額と使える制度
「父子家庭のお金」で検索して、ぼくが知りたかったのは金額でした。
毎月いくら出ていくのか。何がもらえるのか。それだけです。
でも出てくるのは制度の一覧ばかりでした。読んでも「で、実際いくらなの」が分からない。
このページには、うちの実額を出します。
制度の説明は読めば分かる。知りたかったのは「他の父子家庭は毎月いくら使ってるのか」でした。
10歳の息子と2人暮らし、40代のシングルファーザーです。
お金の話を「出ていく」「入ってくる」「備える」の3つに分けて、それぞれ実額と、詳しく書いた記事を並べました。
気になるところだけ読んでください。
全体像:お金は3方向で考えると整理できる
不安が大きく感じるのは、全部ひとかたまりで考えているからでした。
3つに分けたら、手をつける場所がはっきりしました。
| 方向 | うちの数字 | やること |
|---|---|---|
| 出ていくお金 | 月22.5万円 | 内訳を出して、削れる場所を決める |
| 入ってくるお金 | 制度が4つ | 自分が対象か確認して申請する |
| 備えるお金 | 保険を月7,813円減 | 多すぎる備えを削って積立に回す |
順番も、この通りでした。
出ていく額を知らないと、他の2つは判断できません。
① 出ていくお金:うちは月22.5万円でした
まず実額です。
| 項目 | 月額 |
|---|---|
| 住宅ローン | 95,410円 |
| 食費 | 40,000円 |
| 教育費(学校・習い事) | 27,000円 |
| iDeCo | 23,000円 |
| 水道光熱費 | 14,000円 |
| 日用品・雑費 | 10,000円 |
| 保険料 | 7,187円 |
| 通信費(息子の分込み) | 5,336円 |
| その他 | 3,000円 |
| 合計 | 224,933円 |
住宅ローンと食費だけで、月13.5万円です。
ここを見たとき「削る場所は上から2つしかない」とすぐ分かりました。細かい項目をいじっても、たいして変わりません。
詳しく書いた記事
- 父子家庭の生活費はいくら?月22.5万円の内訳を全公開 … 全項目の内訳と、削れた・削れなかった項目
- 父子家庭の食費は月4万円|削れた所と削らない所 … 外食が月4〜5万円だったころの話も含めて
- 小学生の教育費は月いくら?小5息子と2人暮らしの実額 … 月27,000円の内訳
固定費そのものを削る手順は、こちらに分けて書いています。
② 入ってくるお金:制度は4つあります
ここが一番もったいないところでした。
ぼくは長いこと、父子家庭がもらえるのは児童手当だけだと思っていました。実際は国の制度だけで4つあります。
| 制度 | 内容 | 所得制限 |
|---|---|---|
| 児童手当 | 月10,000〜30,000円 | なし(2024年10月に撤廃) |
| 児童扶養手当 | 月最大48,050円 | あり(かなり厳しい) |
| ひとり親家庭等医療費助成 | 医療費の自己負担分 | あり(自治体で異なる) |
| ひとり親控除 | 所得税35万円の控除 | 合計所得500万円以下 |
児童扶養手当が父子家庭も対象になったのは2010年からです。
それ以前は母子家庭だけでした。検索して出てくる記事が「シングルマザー向け」の書き方ばかりなのは、この名残もあると思います。
正直に書いておくと、ぼくはこの4つをどれも受給していません。
児童手当は離婚のときに元妻が受け取る形で決めたからです。調べただけなので、使用感は書けません。
詳しく書いた記事
- 父子家庭の手当4つを比較|どれが自分に当てはまるか … 4制度の条件と金額を1つの表で比較
どれも申請しないと始まりません。
役所が気づいて連絡をくれる仕組みではないので、そこだけは覚えておいてください。
③ 備えるお金:減らしたら家計が回りました
シングルファーザーは、もう一方の親がいません。だから保険を厚くしたくなります。
ぼくもそうでした。でも実際にやったのは逆で、減らしました。
| やったこと | 結果 |
|---|---|
| 離婚後の保険見直し | 月15,000円 → 8,605円(月6,400円減) |
| 生命保険の減額 | ライフネット生命 4,505円 → 3,087円 |
| 保険料の現在値 | 月7,187円(当初比 月7,813円減) |
| 学資保険の解約 | 月1.2万円をNISAへ移した |
減らしても大丈夫だと判断できたのは、遺族年金と、息子が成人するまでの年数を計算したからです。
感覚で「不安だから多めに」とやっていたときが、一番高くて一番中身を知りませんでした。
詳しく書いた記事
- 離婚後の保険見直し|月6,400円下がった手順と考え方 … 受取人の変更を含む3ステップ
- 生命保険をもう一度見直した話。1500万円を1000万円に減額した理由 … 減額の判断の根拠
- 学資保険をやめてNISAへ|こどもNISA前に決めた話 … 解約して移した理由
- シングルファーザーの保険相談|準備8分と45分の全記録 … 無料相談で何を聞かれたか
どこから手をつけるか
3つ全部を一度にやろうとして、ぼくは半年止まりました。
順番はこれでした。
- 出ていく額を出す(1ヶ月分の明細を並べるだけ)
- 制度を確認する(4つのうちどれが当てはまるか)
- 備えを見直す(多すぎないか確認する)
1番を飛ばして3番からやると、判断できません。「保険料7,187円は高いのか安いのか」は、家計全体が見えないと分からないからです。
節約から投資、副業までの流れは、こちらに順番でまとめています。
その先のFIRE目標については、資産の実額を出したところから書いています。
一人で判断できなかったところ
ここまで書いておいてなんですが、ぼくは全部を自分で決められませんでした。
止まったのは「保険をいくらまで減らしていいか」でした。
出ていく額は出せます。制度は調べれば分かります。でも備えの適正額だけは、自分の家計を全部見せないと判断できませんでした。
半年ぐるぐる考えて、結局FPの無料相談で1時間で整理しました。「全部同時にやらなくていい」と言われて、順番が決まりました。
強引な勧誘はありませんでした。相談の中身はこちらに全部書いています。
※この記事はぼく個人の体験談・調査に基づく情報です。金額は執筆時点のうちの実額で、家庭により大きく異なります。手当の金額・所得制限・対象条件は改定されることがあり、医療費助成は自治体ごとに内容が違います。受給可否は必ずお住まいの市区町村の窓口でご確認ください。保険・投資の判断は自己責任でお願いします。
まとめ
- お金は「出ていく・入ってくる・備える」の3方向に分けると整理できる
- うちの出ていく額は月22.5万円。住宅ローンと食費で13.5万円を占める
- 使える制度は4つ。児童扶養手当は2010年から父子家庭も対象
- 備えは増やすより減らした。保険を月7,813円下げて積立に回した
- 順番は「出ていく額 → 制度 → 備え」。逆からやると判断できない
今日やることを1つ選ぶなら、これです。
先月の支出を、1ヶ月分だけ書き出してください。
アプリでも紙でも構いません。金額が合っていなくても大丈夫です。
ぼくはこれをやるまで、食費が月4万円だと知りませんでした。数字を見ないまま不安だけが大きくなっていただけでした。
出ていく額さえ分かれば、残りの2つは順番に片づきます。
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