JA共済「安い」は本当?楽天損保のほうが年8,030円安かった

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息子の保険証券を読み直して、人身傷害保障が「×」だったと気づいた話を前に書きました。

友達は対人賠償で無制限。息子は傷害定額給付という定額だけ。同じ車に乗っているのに、守られ方がここまで違うとは思っていませんでした。

→ よその子を車に乗せる保険|危ないのは金額より運転者

それで次に気になったのが、このJA共済の保険料、そもそも高いのか安いのかということでした。

年32,730円。毎年「継続でいいですか」の電話に「はい」と答え続けてきた金額です。他社と比べたことは一度もありませんでした。

この記事では、実際に楽天損保で見積もりを取って分かったことを書きます。結論から言うと、安くなった上に、無かった保障まで付いてきました。


JA共済の証書で、もう一度中身を確認した

見積もりを取る前に、今の契約をもう一度書き出しました。

  • JA共済の自動車共済:年32,730円(一時払い)
  • 等級8・事故有期間0年
  • 運転者年齢条件:35歳以上限定
  • 対人賠償責任:無制限
  • 対物賠償責任:無制限(対物超過修理費用特約50万円限度つき)
  • 車両条項:なし(車両保険はもともと入っていない)
  • 弁護士費用保障特約:あり(弁護士費用等300万円限度・法律相談費用10万円限度)
  • 人身傷害保障:×(保障されません)

最後の1行は、前の記事で見つけたとおりです。人身傷害保障がまるごと無く、代わりに傷害定額給付(死亡100万円・それ以外300万円などの定額)でカバーされている契約でした。

驚いた表情のひろと

中身を知ってから、この金額が高いのか安いのか急に分からなくなりました。


楽天損保に見積もりを出してみた

2026年9月13日、楽天損保(楽天自動車保険)のマイページから見積もりを取りました。同じ等級・同じ条件で入力しています。

出てきたのは主に2プランでした。

カスタムプラン①:年24,700円

  • 対人賠償:無制限
  • 対物賠償:無制限
  • 車両保険:0円(つけない設定)
  • 人身傷害保障:5,000万円
  • 弁護士費用特約:あり

画面にはこの他に「もっと安心プラン」(年32,590円)という選択肢も出ていました。JA共済とほぼ同額のプランです。車両保険や特約の構成が手厚い分、価格もJA共済に近くなっているようでした。今回は人身傷害保障の有無を比べたいので、以下はカスタムプラン①を中心に見ていきます。

年24,700円という数字は、見積もり画面にそのまま表示された金額です。

別枠でネット割引30%(2027年1月13日までの申し込みが条件)の案内も出ていましたが、これが24,700円に含まれているのか、ここからさらに引かれるのかは、画面上では判別できませんでした。含まれていない場合、実際の差はもっと大きくなります。

見積もり画面には、条件を満たせば楽天ポイントが494ポイント貯まる案内もありました。補償開始日はJA共済の契約更新日(2027年2月13日)に合わせられそうでした。

正直、ここまで差が出るとは思っていませんでした。


単純な「安い」じゃなかった

数字だけ見るとカスタムプラン①が年24,700円、JA共済が年32,730円。差額は年8,030円、約24.5%楽天損保のほうが安いことになります。

ただ、ここで安易に「乗り換えれば得」と書くのは違うと思いました。

JA共済に無かった人身傷害保障が、楽天損保のカスタムプラン①には5,000万円ついています。

前の記事で見つけたとおり、今の契約だと息子に出るのは傷害定額給付(死亡100万円・それ以外300万円などの定額)だけでした。もし楽天損保に切り替えれば、そこに人身傷害保障5,000万円が加わることになります。

つまりこの比較は、「同じ内容で安い」ではなく「保障が増えて、しかも安い」が正確な言い方です。

ここを「同条件で8,030円安い」と書いてしまうと、比較として不正確になります。実際は条件そのものが違いました。


比較表で整理する

項目JA共済楽天損保カスタムプラン①
年間保険料32,730円24,700円
対人賠償無制限無制限
対物賠償無制限無制限
車両保険なしなし(0円設定)
人身傷害保障×(なし)5,000万円
弁護士費用特約ありあり
ポイント等ー楽天ポイント494pt

保険料は年8,030円安く、かつ人身傷害保障5,000万円が新たに付きます。

この2つが同時に起きているのが今回の見積もりでした。

JA共済と楽天損保カスタムプラン①の比較。年間保険料は32,730円から24,700円へ8,030円安くなり、同時に人身傷害保障が「なし」から5,000万円に増える図


それでも、まだ乗り換えていない理由

ここまで書いておいて言うのもなんですが、まだ乗り換えの手続きはしていません。

理由は単純で、見積もりを取ったのが更新の5ヶ月前だったからです。JA共済の契約更新日は2027年2月13日。まだ時間があります。

慌てて手続きして、あとで別の見落としに気づくよりは、更新月が近づいてからもう一度条件を見直して決めるつもりです。

ズボラなだけとも言えますが、8,030円のために焦って進めて、また証書を読み直す羽目になるのも本末転倒な気がしています。


よくある質問

Q. JA共済から楽天損保に乗り換えると、等級は引き継げますか?

A. 自動車保険(共済)の等級は基本的に引き継げる仕組みになっています。ただし共済と保険会社をまたぐ場合の細かい条件は商品によって異なるため、実際の手続き前に等級の引き継ぎ条件を確認する必要があります。

Q. 見積もりを取るだけなら費用はかかりますか?

A. ぼくが楽天損保のマイページで見積もりを出した範囲では、費用はかかりませんでした。契約に進まない限り料金は発生しません。

Q. 車両保険を付けていないのはなぜですか?

A. うちの車は中古の軽(令和元年式のミラ)で、車両保険をつけると保険料に対して車両の評価額が見合わないと判断したためです。年式や乗り方によって判断は変わると思います。

Q. JA共済のほうが良い場合もありますか?

A. あります。今回はぼくの契約条件(等級8・事故有期間0年・運転者35歳以上限定など)での比較なので、等級や年齢条件が違えば結果も変わります。実際に自分の証書の条件で見積もりを取ることをおすすめします。


これはぼくが実際に見積もりを取ってみた記録であって、専門家としての助言ではありません。共済・保険会社の商品内容や保険料は、等級・年齢条件・契約年によって変わります。ご自身の契約を見直す際は、証書の内容を確認したうえで、各社に直接見積もりを取ることをおすすめします。

まとめ:数字だけ見て「継続でいいです」と言わない

  • JA共済の自動車共済:年32,730円。人身傷害保障は「×」で、代わりに傷害定額給付(定額)のみ
  • 楽天損保に同条件で見積もり:カスタムプラン①は年24,700円
  • 差額は年8,030円安い。しかも人身傷害保障5,000万円が新たに付く
  • 「同条件で安い」ではなく「保障が増えて、しかも安い」が正確な比較だった
  • 契約更新日(2027年2月)まで時間があるため、乗り換えはまだ決めていない
  • 毎年「継続でいいですか」に「はい」と答えていた金額を、初めて他社と比べてみた結果だった

今日やることを1つ選ぶなら、これです。

自分の自動車保険の証書を出して、人身傷害保障の欄が「無制限」か「定額」か「×」か、確認してください。

そのうえで、一度だけでも他社の見積もりを取ってみると、金額だけでなく保障の中身まで違うことに気づけるかもしれません。ぼくがそうでした。

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ひろと

ひろと

40代のシングルファーザー。5歳で母を亡くし、父子家庭で育ちました。今は息子と2人です。
「息子には、選択肢の多い人生を。」その思いから、貯める → 増やす「お金の順番」を実践しています。

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