保険見直しまとめ|40代が月7,813円減らすまでの順番
保険を見直したいけれど、どれから手をつければいいか分からない。
生命保険、学資保険、火災保険、地震保険。どれも「今のままでいいのか」が判断できないまま、毎月引き落とされていく。
ぼくは45歳のシングルファーザーで、離婚してから保険を5つ触りました。結果は月7,813円減です。
ただ、5つのうち2つは「変えない」が答えでした。
下げようとして見積もりを取ったのに、今の契約のほうが安かったからです。
このページは、その5つを順番にまとめたものです。どれを先に触ると効くのか、どれは触らなくていいのか。実額と、それぞれの詳しい話へのリンクを置いています。
保険は正解が人によって違うので、ぼくの答えをそのまま使えるとは思っていません。
ただ、触る順番だけは、たぶん共通です。
下がった保険と、下がらなかった保険
先に全体を出します。
| 見直したもの | 結果 | 月の変化 |
|---|---|---|
| ① 生命保険(離婚後) | 15,000円 → 8,605円 | −6,395円 |
| ② 学資保険 | 月12,000円を解約 | 振替(削減ではない) |
| ③ 火災保険 | 5社比較 → 据え置き | ±0円 |
| ④ 地震保険 | 継続 | ±0円 |
| ⑤ 生命保険(再減額) | 4,505円 → 3,087円 | −1,418円 |
| 合計 | −7,813円 |
下がったのは生命保険だけです。
火災保険と地震保険は、比較したうえで変えませんでした。
このことに気づくのに、ぼくは1年近くかかりました。順番を先に知っていれば、もっと早く終わっていたと思います。
① 生命保険から手をつけた(月6,395円減)
いちばん効いたのはここです。最初に触るならこれだと思います。
結婚していたころに入った生命保険が、離婚後もそのまま動いていました。毎月15,000円。受取人も元妻のままでした。
離婚届は受理されても、保険はこちらの事情を察してくれません。当たり前ですが、しばらく気づきませんでした。
見直したら8,605円になりました。年間で76,800円の差です。
なぜここが効くかというと、保障額が家族構成に紐づいているからです。結婚・離婚・子どもの誕生で必要な額は変わるのに、契約は自動では変わりません。
うちの場合、ライフネット生命・アクサダイレクト・千葉県民共済の3本立てに組み直しました。
→ 手順と考え方は離婚後の保険見直し|月6,400円下がった手順と考え方にまとめています。受取人の変更を後回しにすると危ないという話も、ここに書きました。
② 学資保険はやめて、NISAに移した
これは削減ではなく、置き場所の変更です。
数字上は月12,000円が消えますが、支出が減ったわけではありません。
学資保険を解約して、返戻金ごとジュニアNISAに移しました。
保険で貯めるか、投資で貯めるか。ここは意見が割れるところなので、断言はしません。ぼくは「保障」と「貯蓄」を1つの商品で兼ねるのをやめた、というだけです。
→ 判断の理由は学資保険をやめてNISAへ|こどもNISA前に決めた話に書きました。元本割れの覚悟をどう決めたかが中心です。
③ 火災保険は5社比べて「変えない」が答えだった
生命保険が下がったので、次も下がると思っていました。
5社から見積もりを取りました。結果は、今の契約のほうが圧倒的に安い。切り替えたら高くなるところでした。
理由は、2015年に組んだ26年の長期一括契約だったからです。今は長期契約が短縮されていて、同じ条件では入れません。
5社ぶんの見積もりを並べて出た答えが「今のままでいい」。いちばん手間をかけた回が、いちばん何も起きませんでした。
ただ、無駄骨だったとは思っていません。「今の契約が得だ」と分かったこと自体が結果です。分からないまま「たぶん高い」と思い続けるほうが、精神的にきついです。
→ 5社の比較結果は火災保険見直しで得した契約に気づいた話【シングルファーザー】にあります。賃貸なら結論が変わることにも触れています。
④ 地震保険は年4,144円でも外さなかった
固定費削減の流れで、いちばん外したくなるのがここでした。
うちは26年契約の中に107,750円分の地震保険が入っています。年あたり約4,144円です。
外せば年4,144円浮きます。でも外しませんでした。息子と2人で住む家が、地震で住めなくなったときに戻れる場所がなくなるからです。
削る対象と、削ってはいけない対象がある。保険の見直しは「全部安くする作業」ではありませんでした。
→ 判断の分かれ目は地震保険は必要?いらない?シングルファーザーの判断に書いています。
⑤ 半年後にもう一度減らして、月1,418円
一度見直したら終わり、ではありませんでした。
死亡保障を1500万円から1000万円に減額しました。月4,505円が3,087円になり、さらに1,418円下がりました。
減らせた理由は、その半年で貯蓄と積立が増えていたからです。保険で埋めるべき穴が、その分だけ小さくなっていました。
保険は「入る」より「減らす」ほうが難しいです。減らすと不安になるので。ただ、家計が改善したら保障は減らしていいものだと、このとき初めて実感しました。
→ 減額の判断基準は生命保険をもう一度見直した話。1500万円を1000万円に減額した理由にまとめました。
順番を間違えると、たぶん下がりません
5つやって分かったのは、効く順番があるということです。
- 家族構成が変わったものから触る(生命保険・受取人)
- 次に保障と貯蓄が混ざっているもの(学資保険)
- 建物系は最後(火災・地震)。長期契約だと今のほうが得なことがある
- 家計が改善したら、もう一度だけ生命保険を見る
ぼくは3番目から手をつけそうになりました。火災保険のほうが金額が大きく見えたからです。もし先にやっていたら、下がらない結果を見て「保険の見直しは意味がない」で終わっていたと思います。
最初に効くところを引くかどうかで、続くかどうかが決まります。
シングルファーザーの保険を、自分だけで判断できないと思ったら
ここまで書いておいてなんですが、ぼくは全部を自力で判断したわけではありません。
無料の保険相談を1回使いました。準備に8分、相談は45分でした。
そこで出た指摘が2つあって、どちらも金額を眺めているだけでは出てこないものでした。保障額そのものより、家計全体の中でどこに穴があるかの話です。
→ 何を準備して、何を言われたかの全記録はシングルファーザーの保険相談|準備8分と45分の全記録にあります。
保険だけを切り離して考えると結論が出にくいです。固定費や積立とセットで見たほうが早い、というのがぼくの実感でした。
→ 家計全体の流れはシングルファーザーの家計管理まとめ|固定費・保険・支出把握にまとめています。
※この記事はぼく個人の体験談・調査に基づく情報です。投資・保険・金融商品の判断は自己責任でお願いします。必要に応じてFP等の専門家にご相談ください。
まとめ
- 保険の見直しで下がったのは生命保険だけ。火災保険と地震保険は比較したうえで据え置き
- 合計は月7,813円減。年間で93,756円
- 触る順番は「家族構成が変わったもの → 保障と貯蓄が混ざったもの → 建物系」
- 建物系は長期契約だと今のほうが得なことがある。比較して据え置きも立派な結果
- 家計が改善したら、保障はもう一度減らせる
今日やるなら、生命保険の証券を1枚出して受取人だけ確認するところからで十分です。
それだけなら5分で終わります。
うちはそこが元妻のままでした。金額の話より先に、ここが危なかったです。
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